治験の成功は、被験者募集で決まる。
開発計画を加速させる、精密なリクルーティング。
実働37万人の会員パネルと2,200試験超の実績。
健康成人を対象とした第I相試験から、患者を対象とする後期開発まで、
貴社のプロトコールに完全合致する被験者を、計画通りに確保します。
- ✅ 第I相〜第Ⅲ相、医師主導治験、市販後調査など、あらゆるフェーズの募集に対応
- ✅ CRC(臨床研究コーディネーター)など医療専門職による、プロトコールの深い理解
- ✅ 厳格な適格性評価基準(I/E Criteria)に基づいた、高精度スクリーニング
その募集計画、3つの「遅延リスク」を抱えていませんか?
どんなに優れたプロトコールも、被験者が計画通りに集まらなければ、絵に描いた餅に終わります。
スケジュール遅延は、莫大な追加コストと、熾烈な開発競争における機会損失に直結します。
貴社のプロジェクトに潜む、これらの具体的なリスクをご確認ください。

①【スクリーニングの壁】
厳格な適格性評価基準(I/E Criteria)
課題:
どんなに多くの候補者を募集しても目標症例に達成しなければ意味がありません。検査値、併用薬、既往歴…複雑な基準をクリアできず、スクリーニング通過率が想定を大幅に下回り、無駄なスクリーニングコストだけが増大していませんか?
リスク:
計画を大きく上回る母集団形成が必要となり、募集期間が長期化する。

②【募集スピードの壁】
FPI / LPIの遅延
課題:
競合との熾烈な開発競争の中、FPI(First Patient In)の遅れは致命的です。さらに、LPI(Last Patient In)が計画通りに進まなければ、その後のデータベースロックや統計解析といった全てのマイルストーンが連鎖的に遅延する事態に、日々プレッシャーを感じていませんか?
リスク:
開発マイルストーンの未達による、プロジェクト全体の遅延と競争力の低下。

③【運用・継続の壁】
同意取得後の脱落
課題:
募集はゴールではありません。同意取得後や、長期にわたる試験期間中の被験者脱落は、データの品質を損なうだけでなく、追加募集という予期せぬコストと時間を発生させる大きな要因になっていませんか?
リスク:
データの品質低下と、手戻りによる追加コスト・期間の発生。
そのリスク、40年超の治験支援で培った実行力で排除します。

① パネル・データベースという「量的基盤」
Fact:
実働37万人の会員パネルに対し、疾患名、服用歴、臨床検査データなどの詳細情報を紐づけて管理。貴社のプロトコールに記載された厳格な条件(I/E Criteria)に基づき、条件適合者を極めて高い精度で母集団からリストアップします。
【Benefit】
実働37万人の母集団から、高精度な一次スクリーニングを行うことで【スクリーニングの壁】を突破。無駄なスクリーニングコストの発生を抑制し、募集プロセスの初期段階を大幅に効率化します。

② 医療専門職による「質的基盤」
Fact:
候補者の二次スクリーニングは、CRC(臨床研究コーディネーター)、看護師といった医療専門職が担当。プロトコールを深く、かつ正確に理解し、医学的観点から候補者一人ひとりを厳選することで、ミスマッチを徹底的に排除します。
【Benefit】
スクリーニング通過率そのものを向上させ、質の高い候補者のみをご紹介することで【募集スピードの壁】を解消。FPI / LPIの計画達成を強力に支援し、開発スケジュール遅延のリスクを低減します。

③ 募集品質を高める「支援プロセス」
Fact:
2,200試験超の支援実績から得られた知見を基に、候補者への丁寧な事前説明や参加意思の確認プロセスを標準化。候補者の試験への理解度とモチベーションを、ご紹介前に高いレベルで担保します。
【Benefit】
同意取得後のミスマッチやモチベーション低下による【運用・継続の壁】を解消。被験者脱落リスクを最小限に抑え、データの品質維持と、追加募集という予期せぬコスト発生を防ぎます。ご要望に応じて、提携医療機関での事前検査を通過した候補者のご紹介も可能です。
あらゆるフェーズと領域の、募集ニーズに応えます。
早期開発段階の健康成人試験から、大規模な患者様対象試験、市販後の長期調査まで。
貴社の研究開発計画における、あらゆるフェーズの被験者募集に対応します。
① 第I相試験/健康成人対象試験
厳しい条件下での「安全性」の検証を、質の高い被験者確保で支えます。
【このような募集に】
- FIH(First-in-human)試験
- 長期入院・頻回な来院を伴う試験
- 特定のBMI・年齢層・性別を対象とする試験
- 薬物動態(PK)試験
【インクロムの実行力】
治験への理解度と協力意識が高い若年層パネルへの的確なアプローチで、厳しい条件下でも計画通りの候補者を確保します。
② 第II相・第III相試験/患者対象試験
「有効性」と「安全性」を証明する、鍵となる患者様を探し出します。
【このような募集に】
- 生活習慣病(糖尿病、高血圧、脂質異常症など)
- 皮膚科・眼科・アレルギーなどの専門領域
- ワクチン・感染症領域
- 希少疾患(オーファンドラッグ開発)
【インクロムの実行力】
37万人のパネルが持つ詳細な疾患・治療歴データを活用し、広範な領域で、プロトコールに合致する患者様を的確にリクルートします。
③ 学術研究(アカデミア支援)
独創的な「知」の探求を、柔軟な被験者募集で実現します。
【このような募集に】
- 医学・薬学系の非臨床研究
- 心理学・行動科学・スポーツ科学系の実験
- 教育・社会科学系のアンケート調査
- 長期的なコホート研究
【インクロムの実行力】
前例のないユニークな条件設定や、大学独自の倫理審査プロセスにも柔軟に対応。計画段階からのフィジビリティ相談で、研究の実現を伴走支援します。
④ 市販後調査(PMS)・観察研究
市販後の「リアルワールドデータ」収集を、的確な対象者選定で支援します。
【このような募集に】
- 特定の使用経験を持つ患者様の調査
- 長期使用における安全性・有効性の追跡調査
- 疾患レジストリの構築支援
- 医療機器の使用実態調査
【インクロムの実行力】
服用歴や治療歴といった詳細なパネル情報を基に、特定の薬剤を使用中の方や、長期的な協力が可能な方など、市販後のエビデンス構築に不可欠な被験者募集を実行します。
実績が、私たちの実行力の証明です。
私たちは、あらゆる難易度の募集課題に対し、具体的な成果で応えてきました。
実際のプロジェクトで、私たちがどのように課題を解決したかをご覧ください。
Case 01【希少疾患】
不可能と言われた募集を、
計画通り達成。
お客様の課題:
競合他社や複数の医療機関に依頼するも、対象となる希少疾患の患者様が全く見つからず、プロジェクト中断の危機に瀕していました。
インクロムの実行プロセス:
実働37万人のパネルから、関連する可能性のある疾患歴・服薬歴を持つ候補者を広域にリストアップ。そのリストに対し、CRC(臨床研究コーディネーター)がプロトコールに基づき、一人ひとり電話での二次スクリーニングを実施しました。
定量的な成果:
広域リストアップ約8,000名の中から、二次スクリーニングで候補者12名を特定。最終的に、目標症例数3名を、わずか2週間で確保し、試験の開始遅延を防ぎました。
Case 02【第I相試験】
厳しい条件下での健康成人募集を、
計画を前倒しで完了。
お客様の課題:
22泊23日という長期入院、かつ頻回な採血を伴うため、健康な若年層の被験者20名の確保が難航。FPI(First Patient In)の遅延が懸念されていました。
インクロムの実行プロセス:
治験への協力意識が高い20代〜30代の登録会員にターゲットを絞り、アプローチ。試験の意義と詳細なスケジュール、負担軽減費について丁寧に説明し、参加意思の高い候補者をリストアップしました。
定量的な成果:
募集開始から3週間で目標の20名を確保し、予備被験者を含めた計25名の候補者リストを提示。当初の計画を1週間前倒しで募集を完了させました。
Case 03【患者対象試験】
事前検査の導入で、
スクリーニング通過率を大幅に改善。
お客様の課題:
「HbA1c 7.0%」という特定の検査値を持つ糖尿病患者50名の募集において、候補者は集まるものの、治験実施医療機関での本スクリーニングでの脱落率が高く、効率が悪いことが課題でした。
インクロムの実行プロセス:
データベースで条件に合致する可能性のある約10,000名に募集を案内。希望者に対し、まず当社の提携医療機関にて、自費での事前血液検査を実施。基準値をクリアした候補者のみを、治験実施医療機関にご紹介しました。
定量的な成果:
事前検査の導入により、治験実施医療機関でのスクリーニング通過率が、従来の約30%から85%へと大幅に向上。無駄なスクリーニングコストを削減し、質の高い被験者50名を計画通りにご紹介しました。
スムーズな進行と、治験レベルの厳格な管理体制。
初めて募集を外部委託されるお客様も、ご安心ください。
専門の担当者がプロジェクト完了まで一貫して伴走し、お客様の重要な情報は万全の体制でお守りします。
お問い合わせからご紹介まで、ワンストップでスピーディーに進行します。
Step 01
お問い合わせ・ヒアリング(無料)
まずはWebフォームまたはお電話にて、貴社のプロトコールや募集要件をお聞かせください。担当者が、計画の実現可能性(フィジビリティ)や課題についてヒアリングします。
Step 02
ご提案・お見積もり
ヒアリング内容と当社のパネルデータを基に、具体的な募集戦略、スケジュール、詳細なお見積もりをご提案します。
Step 03
ご契約
ご提案内容にご納得いただけましたら、秘密保持契約(NDA)等を締結し、正式にご契約となります。ここまでは一切費用はかかりません。
Step 04
募集・スクリーニング
ご契約後、ただちに募集を開始。医療専門職がプロトコールの適格性評価基準(I/E Criteria)に基づき、的確な候補者を高精度でスクリーニングします。
Step 05
ご紹介
スクリーニングを通過した、質の高い候補者をご紹介します。プロジェクト完了まで、進捗を密に共有し、責任を持ってサポートします。
よくあるご質問(FAQ)
Q1:プロトコールがFIXする前の、計画段階でも相談は可能ですか?
A1:はい、もちろんです。むしろ計画段階でのご相談を推奨しております。当社の37万人パネルデータと過去の類似試験の実績に基づき、設定された条件での募集実現可能性(フィジビリティ)に関するデータをご提供することが可能です。これにより、募集が困難な条件を事前に回避するなど、プロトコールの最適化にも貢献できます。
Q2:費用は、どのような体系で決まりますか?
A2:費用は、主に①募集難易度(疾患の希少性、適格基準の複雑さなど)、②募集人数、③募集期間といった要素を基に算出します。画一的な料金表はございません。まずはお客様の募集要件をヒアリングさせていただき、ご納得いただける詳細なお見積もりを個別にご提示いたします。
Q3:ご紹介いただいた候補者が、同意取得後に辞退・脱落してしまった場合の対応はどうなりますか?
A3:万が一、ご紹介した候補者が責に帰さない事由で辞退・脱落された場合でも、ご安心ください。契約内容に基づき、代替候補者の追加募集を迅速に行います。私たちは、一度きりのご紹介で終わりではなく、貴社の試験が計画通りに完了するまで、責任を持って募集支援を継続します。予備の候補者をあらかじめリストアップしておくなど、不測の事態に備えたご提案も可能です。
Q4:被験者の個人情報は、どのように管理されていますか?
A4:個人情報保護法を遵守することはもちろん、GCP省令など、治験で求められるより高度な基準で個人情報を取り扱っております。全てのスタッフは厳格な教育を受けており、お預かりした情報が外部に漏洩することのないよう、物理的・技術的な安全管理措置を徹底していますので、ご安心ください。
その募集、実現させましょう。
貴社が心血を注いで開発したそのプロダクト。その成功の鍵を握る被験者募集を、私たちプロフェッショナルにお任せください。
「この条件で、フィジビリティは取れるのか?」
「概算の費用とスケジュール感が知りたい」
計画の実現可能性(フィジビリティ)の調査から、具体的なお見積もりのご依頼まで。
まずは、貴社の募集計画の詳細をお聞かせください。
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